コンセントプラグにはなぜ穴が空いているのか??

コンセントプラグにはなぜ穴が空いているのか??
2020年2月25日
最近、ふとコンセントプラグに穴が空いていることに気がつきました。
いや、気づいてはいたんですが何も考えてなかったので理由が気になりました。
材料費の削減???
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理由1・抜け落ち防止
はいはいちゃんと理由がありましたね。
もっとも大きな理由はコンセントからプラグが抜け落ちることの防止だそうです。
コンセントの穴の中には「受刃ばね」というプラグの金属部と接触する部分があり、その受刃ばねにプラグの穴に引っかかるボッチがあり容易に抜け落ちることを防止しているそう。

プラグがコンセントにしっかり差さりきっていないと接触不良を起こしたり、電気を通すものが触れてしまうとショートや火災の原因になってしまいます。
理由2・接触面積を増やすため
もしプラグの金属に穴がない場合、先ほど紹介した受刃ばねのボッチだけがプラグに接触し、接触面積が小さくなってしまいます。
これは過熱し発火の原因となります。

理由3・奥まで差し込んだ感覚を得るため
プラグを差し込んだ時、最後に少し手応えがあります。
この手応えにより、使用者がプラグを最後まで差し込んだことを知らせることができます。
理由がいくつかありましたがどれも安全のためでした。
さらに、経済産業省令で日本の電化製品に関してはプラグの穴をつけることを義務化しています。
しかし海外の電化製品には穴のないプラグもありますので、そういったものは使用しないほうがいいですね。
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